12/5(月)加茂ふれあい会館集会室にて講習会「インターネットの落とし穴」が行われました。
東京の講師と会場をWEb会議システムZoomを使ってつなぎ、スクリーンに映しての講習でした。講師はジュピターテクノロジーの太田氏。WEb会議の設定には当コミのホームページ立ち上げからご尽力いただいているクオンテックスさんにお手伝いいただきました。
講習では「オンラインショッピングの落とし穴」と「ネットサーフィンの落とし穴」の二点について詳しく教えていただきました。
「オンラインショッピングの落とし穴」
よさげなサイトでお目当ての商品が安く売っていたのでクリックしたケース。いつまで経っても「商品が届かない」「問い合わせてもメールが返ってこない」「サイト自体がなくなっていた」「あやしいメールが何通も届くようになった」「クレジットカード情報が不正に利用されていた」…慣れている人でも意外にあっさりとやってしまうことがあります。会場で参加者同士、一体どこがあやしいポイントだったのかを探すワークに取り組んだ後、答え合わせの解説です。あやしいポイントをいくつか紹介します。
- 保護されていない通信「http://」なのか、保護されている通信なのか「https://」をチェック
- 明らかに定価よりも安すぎる
- 振込方法が「銀行振込」のみ(すぐに現金化して足がつかないようにしている可能性)
- 会社概要が不十分(例えば架空の住所、漢字の字体が間違って使用されているなど)
「ネットサーフィンの落とし穴」
何気なくスマホで調べ物をしていたある日。「ウィルスが2個検出されました。対策をとらないとSIMカードが破損します。」というメッセージが…「ウィルスを除去」というボタンをタップしたところ、正規のアプリダウンロードサイトにとんだので、大丈夫と思いアプリをインストール。実は個人情報を抜き取るためのアプリだった…というケース。インターネットは便利ではありますがやはり使い方を間違うと大きなダメージを受けることもあります。
- アプリをインストールする前に説明をよく読む
- アプリの評価が高いからといって過信しない(サクラがいる可能性)
- スマホのアップデートをこまめに行う(セキュリティ強化)
最後は質疑応答タイムで参加者の方からの質問にお答え頂きました。
色々と難しい用語もありましたが、わかりやすく説明していただき、なんとなく危険に対しての心構えができたように思います。いろんなものの電子化が進んで「怖いから使わない」ではすまない世の中になってきています。うまく付き合っていけるようにみなさんで学んでいけたらと感じた講習でした。