5/15(月)加茂遺跡クラブ研修として、関西大学博物館「摂津加茂遺跡発掘70年展」を見学しました。

画像はWikipediaより

加茂遺跡は明治44年「栄根銅鐸」出土に続いて弥生土器、石器が見つかり、以降多くの好古家が訪れるようになり昭和11年「宮川石器館」が開館されました。

その後、関西大学、関西学院大学共同調査や川西市教育委員会による300回におよぶ発掘調査が行われ、その成果として

① 旧石器時代から平安時代までの石器や土器
② 近畿でも最大級弥生時代の大規模な環濠集落
③ 大型建物跡
④ 方形周溝墓

などが発見され、遺跡の一部が平成12年(2000年)国史跡「加茂遺跡」に指定されました。遺物は川西市文化財資料館に展示されています。

地元住民としてこのような貴重な遺跡に親しみ守っていきたいと思います。