2/4(日)運営委員、防災委員28名が参加して、自主防災会主催の避難所開設訓練を行いました。
当初加茂小学校で行う予定でしたが、インフルエンザなどの流行で学級閉鎖があったことなどから、急遽加茂ふれあい会館に場所を変更して訓練を行いました。

設定は当日9:30に南海トラフ巨大地震が発生、川西市南部は最大震度6、ライフラインは大きな打撃を受け、家屋倒壊など多発している状況を想定して行われました。
役員はまずは自身の身の安全を確保し、現状把握、周りの人の声掛けなどをしつつ、通電火災を防ぐためブレーカーは落してから、加茂ふれあい会館へと向かいます。

まずは、参加者を本部・資材設営班・庶務班・救護班・避難者役と役割分担。
次に会館が避難所として開設できるかの危険度判定。
判定が済んだら、本部設置(優先電話設置や市役所との連絡、被害状況の情報収集など)と合わせて、資材設営班が避難室を設営。
庶務班が避難者のための受付を設置し、避難者を受付・健康状態の把握をして誘導。
救護班は救助要請に合わせて動けるよう資機材の確認など。

終わりに各班長からの報告をし、危機管理課地域防災マネージャーの猪股氏から講評を頂いて振り返り。

今回、初めて避難所開設訓練を行ったので、まずは物の場所がわからない、お互いの顔もわからないというようなところからのスタートでした。明るい時間で雨も降っておらず本番とは全く違う環境であったとは思いますが、まずは始める、問題点を洗い出すということが重要と感じました。本番は加茂小になるのでまた全然状況は違うことが予想されますが、これからも訓練を重ね、明日くるかもしれないその時のために備えていこうと気持ちを新たにした一日でした。

一に「自助」、二に「共助」、そしてそのあとだいぶ遅れて「公助」といわれます。地域の皆さんで災害に強い街づくりに努めてまいりましょう。一人一人がいつ来るかわかわかないその時のために、今できる事を少しだけでも始めていきましょう。