2/11(日)加茂ふれあい会館コミュニティ室で第1回「防災おしゃべりカフェ」が行われました。
この会は1月1日に起きた能登半島地震をきっかけに、地域で「防災に関すること」を気軽におしゃべり(いわば井戸端会議)できる場があればいいのでは?もしかしたらそれが地域の防災力を高めることにつながるかもしれない(希望的観測)ということで急遽企画されたものです。
5~6人ぐらいの方が集まってくれれば御の字かなと思っていたのですが、予想に反して20名もの方が集まってくださいました。今回まちづくりラウンドテーブルという手法をとりいれ、みんなでワイワイ・ガヤガヤ、和気あいあいとお話しました。初めてのやり方なので、進行役に市民活動センターかわにしの赤木さんに進行をお手伝いしていただきました。
ラウンドテーブルとは、「こんなことがしてみたい」「こうしたらもっと良くなる」など、話題の”おみやげ”を持ち寄ってわいわい楽しく話せて自由な意見交換をしていただく井戸端会議のことです。今回は話題は「防災」ということに設定していました。
話題の一部をご紹介します。
- 加茂小地域は阪神大震災の被害が大きかった地域。その時のガス漏れの臭いがすごかったことや家屋被害のことなどの経験談
- 断水になった時トイレの備蓄はどうしたらいいだろうか
- 非常時には会社に行かなければならないので地域に残っている家族がどうしたらいいのか心配で話を聞きに来た
- 何かあった時のためにも、自分の家の周りの人たちのことはだいたい把握している
- 来年防災委員になるので勉強しにきた
- 地域外だが自分の地区でも防災のために何かできないかと思っているので参考にしたくてきた
- 阪神大震災の時は少し前から飼っている犬の様子がおかしかった
- この地区の消防団はどんな風に活動しているのだろう
- いくら備えてたってあんなにすごい揺れが来たら頭が真っ白になって何もできないんじゃないか
- 阪神大震災の時は生まれてなかったからみなさんのように経験がない。備えておこうという意識が経験がない分、薄いかもしれない
- 水の備蓄ってどれくらいしてる?
などなど・・・
この会はなにかのゴールがあるわけではないのですが、気軽にお話ができる場があることで人同士がつながり合ったり、できる事が増えるかもしれない(し、増えないかもしれない)というような会です。ゆるやかにつながり合って、日々の暮らしがより安心で楽しいものになればいいなと思って、この先も続けていきたいと考えています。