7/13(日)加茂ふれあい会館集会室にてAED救命救急講習会が行われました。
講師には川西南消防署から救急救命士の吉田さんにお越しいただきました。
今ここで人が倒れていたらどうするかを、手順に沿って教えていただきながら参加者全員で実技に取り組みました。




- 倒れている人がいる!
- 必ずまずは周囲の安全を確認(道路など危険なところで急に駆け寄り自分に何かがあった場合、要救護者が2人になってしまう)
- 「どうしましたか?」と体をトントンしながら、だんだん大きな声で3回呼びかけ、反応を確認
- 反応がない場合、周りの人に助けを求める。1人に「あなたは119番通報してください」「あなたはAEDを取ってきてください、なくても戻ってきてください」
- 呼吸の確認(6秒間お腹も胸も動かないかどうか)
- 呼吸がなければ胸骨圧迫を開始(強く早く絶え間なく、救護者に何らかの反応が出るまでまたは救急隊に引き継ぐまで続ける)
- AEDが到着したら胸骨圧迫を続けながらAEDを装着(電源を入れれば機械の音声指示通りにすればよい)
今回初めて受講される方、受けたことがある方、両方おられましたがどのグループも皆さん真剣に取り組まれていました。
胸骨圧迫にはコツがあり、また有効な圧迫を続けるにはかなりの体力が必要です。
実際には救急車が到着するまで(全国平均約8分)続けなくてはいけません。
今回は1分間に100回のペースを保ちながら、グループで交代しながら2分間続けましたが、かなり大変でした。
胸骨圧迫の救急法の後に、窒息時の処置方法についても教えていただきました。






会を通じて参加者から活発に質問があり、どの質問にもわかりやすくお答えいただき、とても充実した時間となりました。
ありがとうございました。
いざという時、身近な人を助けるために、そこに居合わせた方の行動でその命を救えるかどうか大きくかかわってきます。
救命救急の講座は消防でも受けられますし、加茂コミでは今後も救命救急の講座を行っていきます。
ご経験のない方、しばらく受けていない方はぜひ受講をご検討くださいね。