9/14(土)加茂ふれあい会館集会室で、自主防災会・自治会長・防災委員対象に災害時図上訓練が行われました。

災害時図上訓練はDIG(Disaster Imagination Game)ともいわれ、参加者が地図を囲み、議論をしながら地域の防災対策を考える訓練です。

まず、危機管理課地域防災マネージャーの猪俣氏より地域の特性やDIGについての解説をしていただいた後、巨大地震が起こった時のことを想定してのグループワークを行いました。
今回は住んでいる場所の災害特性を考慮してグループ分けを行い、各班で災害が起こった時について考えていきました。

地図に道路や線路、河川を落とし込み、浸水予測や土砂災害警戒区域を色付けていきます。
その後、各自の自宅や、一時避難場所や避難所、公共施設、災害時に助けとなるような場所にシールを貼ったりマーキングしていきます。

地図に書き込んでいくと自然と地域特性が見えてくるので、その地図を見ながら、災害時にはどんなことが予測されるのか、どう行動すればよいか、避難経路は?などを話し合い、付箋に書き出しました。

各グループで話し合ったことを発表し、同じ校区内でも住んでいる地区によって行動が変わってくることがよくわかりました。

いったん全体の会は終了したあと、南花屋敷1・4丁目の方に残っていただき、水害時の対策について考えていきました。

災害時には地域のリーダーとなる方々が動けることももちろんですが、一人一人がどう行動するかが大切です。コミュニティという大きな組織だけではなく、自治会単位やご近所の方々、各家庭でもこういったことを話し合っておければいいなと感じた時間でした。

今回の訓練にあたって危機管理課だけでなくかわにし防災士の会橋本会長にもお世話になりました。ありがとうございました。