6月16日(日)に南花屋敷会館で災害図上訓練が行われました。
参加された方からのレポートです。
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川西市役所総務部危機管理課の方々にお越しいただき、
南花屋敷自治会各地区の班長向けに災害時図上訓練を
行っていただきました。

川西市 地域防災マネージャー 河田稔氏

訓練では日々生活している地域を大きな地図上で確認し、
将来起こり得る災害に対しての理解と防災意識を掘り起こす作業を行います。
土砂災害警戒区域の把握や一時避難場所の確認などを行い、
災害が実際に発生したと想定して、
Q&A方式でどのように行動すればよいのか
シュミレーションを行い訓練しました。
また、災害弱者である一人暮らしの高齢者の方々などを
地域としてどのように守っていくのか、
現在の対策を皆で確認しました。

大災害時は消防など救急隊の方の人数には限りがあり、
すぐに駆けつけてもらう事が困難であるとの事です。
過去の大震災の際に瓦礫の下敷き等になった方々を救助したのは
ご近所の方々が大半を占め、90%を超える人が
ご近所の方々に救出されているデータもあるとの事です。

今回の災害時図上訓練を通して、
災害に備えて地域の状況を理解する事の大切さ、
ご近所と日々のコミュニケーションが災害時の助け合いに
繋がると改めて気づかされた訓練でした。