10/28(月)に加茂ふれあい会館の防災訓練がありました。
消防法第8条に基づき、訓練(消火・通報・避難)を年2回実施しています。参加者は、加茂ふれあい会館登録グループ、加茂交流会館利用グループのみなさんと、会長、総務、防災委員長、事務員の計26名。川西市南消防署久代出張所のみなさんにご指導いただきました。

まず、会長と消防所長のあいさつで始まり、各自普段利用している部屋へ分かれていただきました。

消防隊員が出火点を決め、火災受信機を作動させ、会館にアナウンスが流れ訓練が始まります。

避難を誘導する人は、まずは初期消火にあたります。
*初期消火が可能かどうかの目安は、火の高さが天井まで届いていないこと
初期消火ができないと判断したら、「火事だー!!」と大声で周囲に知らせ、消防署に通報します。各部屋に逃げ遅れた人がいないかを確認し、確認した部屋のドアは閉めます。子どもは恐怖で動けなくなり、トイレの中に閉じこもることもあるので注意します。

みなさん出火場所から離れた出口扉などから速やかに避難されていました。

避難訓練の後は、玄関前のテラスで訓練用の水消火器を使って消火訓練をしました。

・出火点の2~3m離れた場所から火元の下の方をねらうこと
・本物の消火器から出る泡はピンク色で15秒で出尽くしてしまうこと
・この15秒で初期消火ができないときは、それ以上の消火活動はせず、安全な場所へ避難すること

など、消防隊員からご指導いただきました。

会館を使用するにあたり、利用者は消火器の場所、火災報知機の場所、非常口の確認を日頃からしておくことが重要とのお話で、みなさん会館内を確認されました。

火災なんて起こらないだろうと思いがちですが、どんな場所でも災害はいつ起こるかわかりません。
訓練を重ねることで消火活動の手順に慣れて、少しでもパニックにならず落ち着いて行動ができたら良いなと思います。

次回は来年2月に予定しています。