11/1(金)川西市役所で令和元年度第2回川西市自主防災組織連絡協議会があり、加茂小校区自主防災会からは4名が出席しました。

まずはじめに今年度の表彰式があり、その後「避難所におけるペットの取り扱いについて」というお題で講演がありました。

動物愛護センター課長 犬伏源氏

現在では「ペットと一緒に避難(同行避難)」という考え方がスタンダードになりつつあるとのことです。
まず第一は動物の命を守るという動物愛護の考え方。
もうひとつは、飼い主の心のケアという観点から。
ペットを飼っている人にとっては、ペットは家族であり、一緒でないと避難できないという人が多くおられ、大災害時にはペットは心のよりどころになるということです。

ただ、同行避難してもペットと人間の共住空間は必ず分ける、飼い主が責任をもって飼養するなど基本となる考え方は徹底しておく必要があるということでした。
ペットは自分の匂いのする場所が安心なため、いったん命の安全が確保出来たら、可能であればペットだけ自宅へ連れ帰り、飼い主がそこに通えるとよいということでした。
(↓↓↓ペット用の避難物品例 左が優先順位1)

大災害時には、ペットのことまで手が回らない、考えていられないということも予測されます。
しかし、多くの人にとって少しでも安心して過ごせる避難所運営を考えるためには、重要な観点であると感じました。
ペットを飼っている人は、日頃からのしつけや、健康管理、非常時の備えに注意しておいてくださいとのことです。
すべての人にとって、日頃の備えが非常時につながっているという考え方と共通することだと思います。

最後に、危機管理課や地域福祉課からの情報共有がありました。
避難行動要援護者支援について、個別支援計画の作成について。
避難所運営マニュアルの作成状況について。

加茂コミでも自主防災について重点事項として取り組んでいます。
いざというとき、あなたは自分と家族のことを守れますか?
周りの身近な人と助け合うことはできますか?
一人一人が自分事として考えていく必要があると感じながら会場を後にしました。

市役所7階大会議室よりビッグハープ・五月山を望む